洗濯機1回の電気代ってどのくらい? 節約の方法ってあるの?

公開日:2016年3月18日
更新日:2025年10月14日

洗濯機1回の電気代ってどのくらい? 節約の方法ってあるの?

1回の洗濯でかかる電気代

普段、何気なく使っている洗濯機ですが、その電気代はいくらなのでしょうか?

たとえば、パナソニック社の洗濯容量12kgのタイプの洗濯1回あたりの定格消費電力は、ドラム式のNA-LX129EL/Rで約68Wh、縦型のNA-FA12V5で約70Whとなっています。全国家庭電気製品公正取引協議会が定める「電力料金目安単価」の31円/kWh(税込)で計算すると、それぞれ電気代は約2.1円、約2.2円でほとんど変わりません。

また、古い洗濯機と比較しても実はそれほど大きく変わりません。最新機種に買い替えると電気代が大幅に下がる家電製品もありますが、洗濯機の場合は10年前の機種と現在の機種を比較しても、1回あたりの消費電力量は大きく変わらないことがほとんどです。国の省エネ基準は2010年代に高い水準に達していたため、省エネ性能の劇的な進化はないのです。

ただし、モーターがインバーター式かそうでないかでは消費電力に大きな差があるため、電気代にも大きな差が生まれます。たとえば、同じパナソニック社の洗濯容量12kgの縦型洗濯機で比較した場合、インバーター式は47~70Wh、非インバーター式は90~112Whと倍近い差があるため、電気代も倍近くかかることになります。

光熱費を節約する洗濯術

洗濯機自体の省エネ性能は頭打ちになっていますが、工夫によって洗濯時の光熱費を下げる方法もあります。

  • まとめて洗い洗濯回数を減らす

    洗濯物は、少しずつ洗うよりも、できるだけまとめて洗った方が電気代の節約になります。当たり前の話ですが、一度で洗濯できる量を2回にわけて洗えば電気代も倍かかることになります。また、まとめ洗いの方が水道代も節約できるため、洗濯物はある程度まとめて洗うように心掛けましょう。経済産業省資源エネルギー庁によれば、定格容量(洗濯・脱水容量:6kg)の4割を入れて洗う場合と、8割を入れて洗う回数を半分にした場合を比較すると、8割を入れて洗う方が電気代と水道代を合わせて年間平均で約4,510円の節約になります。

  • 洗濯物を詰め過ぎない

    まとめ洗いは節約の一歩ですが、洗濯物を詰め過ぎると、今度は洗浄力が落ちてしまいます。理想は容量の80%ほどと言われています。また、洗剤も汚れに応じて量を調節することが大切です。洗剤が多過ぎると溶け残りの原因となり、電気や水を余分に消費することにつながります。

  • 残り湯を積極的に使う

    お風呂の残り湯を洗濯に利用すれば、水道代を節約できます。東京都水道局によると、一般家庭でのお風呂の残り湯は、使用状態によって異なりますが約180リットル。この4分の1を洗濯に利用すれば約45リットルの節水になります。毎日残り湯の再利用を行った場合では行わなかった場合に比べ、毎月約325円の節約(45リットル×0.24円/リットル×30日≒325円)になり、年間で約3,900円の節約になります。

    これまでご紹介したものは、どれも今日から簡単に実践できる節約方法ばかり。普段、何気なくしている洗濯。今日から光熱費の節約も意識してみてはいかがでしょうか。

<関連ページ>

料金メニュー/J:COM

  • 電気料金は、全国家庭電気製品公正取引協議会が定める「電力料金目安単価」の31円/kWh(税込)で算出しています。
  • 電気料金の試算金額は、参考目安です。
  • 実際に請求される電気料金には、石油や石炭などの燃料価格によって変動し加算される「燃料費調整額」と、再生可能エネルギーを用いた発電補助のための「再生可能エネルギー発電促進賦課金」が含まれます。

<出典>

  • 電力比較サイト エネチェンジ 「古い洗濯機、買い替えで電気代は安くなるの?なんと電気代が1/2以下になることも!」
    https://enechange.jp/articles/cost-washer-dryer-replace
  • パナソニック株式会社「ドラム式と縦型 電気代・水道代の違い」
    https://panasonic.jp/wash/select/eco.html
  • パナソニック株式会社「洗濯機・衣類乾燥機 比較表」
    https://panasonic.jp/wash/comparison.html
  • ファイナンシャルフィールド 「洗濯機を「10年以上」使い続けると“年間1万円超”損してるかも?電気代・修理費・水道代を検証!」
    https://financial-field.com/household/entry-438627
  • 経済産業省資源エネルギー庁「家庭向け省エネ関連情報 無理のない省エネ節約」
    https://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saving/general/howto/cleaning/index.html

関連コラム

トイレの電気代ってどのくらい? 節約の方法とは?

その利便性と快適性から外国人観光客にも人気の温水洗浄便座。日本における普及率は、内閣府の「消費動向調査 令和7年3月実施調査結果」によれば…

続きを読む

ウォーターサーバーやコーヒーメーカーなどのキッチン家電 
その電気代ってどのくらい?

多くの家庭で使用されているものから、あれば便利なものまで、キッチンで使う家電はいろいろあります。例えば、オーブントースターやコーヒーメー…

続きを読む

エアコンの電気代はいくら? 冷房・暖房にかかる目安や効果的な節約術を徹底解説

誰もが気になるエアコンの電気代。それでも夏や冬は、エアコンのリモコンに手が伸びがちです。経済産業省資源エネルギー庁・省エネポータルサイト…

続きを読む

ストーブ、ヒーターの電気代比較! 暖房器具の電気代はどのくらいかかる?

冬場は夏場に比べ、3割以上も電気代が高くなるといわれています。なぜなら、エアコン以外にも、電気ストーブやヒーターなどを利用する家庭が多いから…

続きを読む

炊飯器・電子レンジなど、キッチン家電の電気代はどのくらい?

キッチンにある家電製品は、消費電力の高い家電が多くあります。炊飯器や電子レンジ、食器洗い乾燥機やホットプレートはその代表とも言える存在。…

続きを読む

意外と知らない? 待機電力が多い電化製品ベスト5はこれ!

電気代の節約を検討する時に、話題に上がることが多い「待機電力」。一般財団法人省エネルギーセンターの平成24年度の調査によれば、一世帯の平…

続きを読む