ウォーターサーバーの電気代ってどのくらい?
その他家電との比較や電気代を抑える方法を紹介

更新日:2026年6月29日

ウォーターサーバーの電気代ってどのくらい?その他家電との比較や電気代を抑える方法を紹介

多くの家庭で使用されているものから、あれば便利なものまで、キッチンで使う家電はいろいろあります。例えば、オーブントースターやコーヒーメーカーを使って朝食のパンとコーヒーを準備している、ウォーターサーバーやIHクッキングヒーターなどの、便利な家電も導入・活用しているといったように、ご家庭によってお使いのキッチン家電は異なるものです。

毎日のように使うキッチン家電ですが、それぞれどのくらいの電気代がかかっているのか、意識したことがある人はあまりいないかもしれません。この機会に一つずつ見てみましょう。

ウォーターサーバーの電気代は
どれくらい?

ウォーターサーバーは、その性質上、24時間ずっと電源を入れておく必要があります。また一般的なタイプのものだと、冷水と温水のタンクがつながっており、一度冷却した水を温め直して温水にしています。

容量や性能などによっても月々の電気代は変わりますが、平均すると500~1,000円前後と言われています。ウォーターサーバーの水は、不純物・細菌が取り除かれた衛生的な水であるため、赤ちゃんのいる家庭ではミルク作りなどに利用する機会も多いでしょう。その場合には、それ以上の電気代がかかっている可能性もあります。また、機種によってはエコモード(省エネモード)を搭載しているものもありますが、その節約効果は機種によって異なります。

ウォーターサーバーは、いつでも冷たい水やお湯を使えるため、非常に便利な家電です。一方で、24時間電気代がかかる家電でもありますので、これから導入する方は使用頻度と月々の電気代を把握した上で、検討するようにしてください。

ウォーターサーバーの電気代の計算式

家電製品の電気代は、一般的に次の計算式で求められます。
これは、電力会社や家電メーカーなどでも広く用いられている標準的な算出方法です。

1日当たりの電気代(円)= 消費電力(W)÷1000 × 電力量料金単価(円/kWh)× 1日当たりの使用時間(h)

「消費電力」は、製品の取扱説明書や本体ラベルに記載されています。ウォーターサーバーの場合、製品によって異なりますが、おおむね100W~350W程度が目安です。

「電力量料金単価」は、契約している電力会社や料金プランによって変動します。電力量料金単価は2024年時点で1kWh当たり31円程度(公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会の目安単価)で、家電の電気代を概算する際の標準的な値として広く用いられています。

ウォーターサーバーの電気代を抑える工夫

ウォーターサーバーの電気代は、ちょっとした工夫で抑えることができます。ここでは、すぐに実践しやすい3つの節約ポイントを紹介します。

エコモード・弱モードを活用する

多くのウォーターサーバーには、夜間や利用が少ない時間帯に稼働を控えめにする「エコモード」「スリープ機能」が搭載されています。これらの機能を活用すると、加熱・冷却にかかる消費電力を抑えられます。手動で切り替えるタイプのほか、部屋の明るさを光センサーで感知して自動的にモードが変わるタイプもあります。うまく活用することで、生活の利便性をほぼ損なわずに電気代を下げられるでしょう。

設置場所を見直す

ウォーターサーバーは設置環境も重要です。直射日光が当たる場所や放熱しにくい場所に置くと、本体の温度が上がり、冷却機能がさらに稼働して余計な電気代がかかってしまいます。設置の際は直射日光を避けるとともに、前後左右にゆとりを持たせて放熱スペースを確保することが大切です。また、冷蔵庫など排熱する家電の近くも避けると、冷却効率が高まり消費電力を抑えやすくなります。

定期的に掃除をする

ウォーターサーバーの背面には排熱用のフィルターがあり、ここにホコリや汚れが溜まると、うまく排熱できずに本体内部に熱がこもってしまいます。内部に熱がこもると、温度を下げようと冷却機能が余分に稼働し、その分電気代がかさんでしまいます。定期的にフィルター周辺を掃除してホコリを取り除くことで、冷却効率を保ち、無駄な電力消費を防ぐことができます。

ウォーターサーバーの電気代を考える際は、ほかの飲料・キッチン家電との費用感と比較することで、自分のライフスタイルに合った選び方が見えてきます。代表的な比較対象を見ていきましょう。

ウォーターサーバーとその他の費用を比較

ミネラルウォーター

日常的にミネラルウォーターを購入している家庭では、その月々の費用も無視できない金額になります。総務省統計局の小売物価統計調査によると、2Lのミネラルウォーター(ペットボトル)の価格は1本当たり125円(2026年4月時点)となっており、銘柄や購入場所により幅があります。

1日2L程度を消費する家庭では、1か月で約60L(2Lボトル約30本)が必要になり、1本125円とすると月3,750円程度の出費となります。ウォーターサーバーの電気代+水代と比べて、どちらが家庭の使い方に合っているか比較してみると良いでしょう。

出典:総務省統計局「小売物価統計調査」(2026年4月)

電気ケトル

お湯を沸かす用途で電気ケトルを使う家庭も多くあります。電気ケトル(1.2L)の電気代は、消費電力1,300W前後の機種で1.2Lを1回沸かすと約4円が目安です(電力量料金単価31円/kWhで計算)。1日3回使うと仮定すると、1日当たり約12円、1ヶ月当たり約360円になります。

ウォーターサーバーと比べると、電気代は抑えやすい傾向にありますが、使うたびにお湯を沸かす手間や待ち時間が発生します。電気代の安さを重視するか、いつでもすぐに使える利便性を重視するかによって、どちらが適しているかは異なるでしょう。

コーヒーメーカー

最近では、カプセル式(カプセルをセットしてボタンを押すだけ)のものも登場していますが、今回は「ドリップコーヒー」を作る一般的なコーヒーメーカー(ミルなし)を例に電気代を算出します。

コーヒーメーカーは、「お湯を沸かす」「コーヒーを保温する(機種による)」という機能を持つ家電です。最新のものだと、ポットがステンレスや魔法瓶になっているものもありますが、今回はグラスポット型のものを例に考えてみます。

・お湯を沸かす(消費電力を500W、時間を9分として計算)
コーヒー5杯分:「0.5(kW)×0.15(h)×31(円)」=約2.33円(700ml)

・保温(消費電力を35Wとして計算)
3時間保温:「0.035(kW)×3(h)×31(円)」=約3.26円

コーヒーを5杯分作り、3時間保温した場合の電気代は合計で約5.59円となります。

オーブントースター

オーブントースターの使い方は幅広く、ネットで検索すればたくさんのレシピを見つけることができます。しかし、定番の使い方という意味では、やはりパンを焼くことではないでしょうか。たとえば、朝はパン派という家庭では、毎日のようにパンを焼いていると思います。仮に毎日4枚の食パンを焼くと仮定して電気代は計算してみます。消費電力1,000Wのオーブントースターで2枚同時に焼くのに3分かかる場合、それを2回繰り返しますから「1(kW)×0.05(h)×31(円)×2(回)」=3.1円となります。

これを毎日続けると1カ月で93円の電気代がかかることになります。

IHクッキングヒーター

フラットな構造のため、ガスコンロに比べ掃除が楽なIHクッキングヒーター。「Induction(誘導)」+「Heating(加熱)」の頭文字を取ったIHは、それ自体が加熱するわけではなく、磁力線の働きにより金属の鍋を電気で発熱させて、鍋だけを温めます。

東京電力の調べによれば、鍋の大きさによって電気代が変わることはないとのこと。つまり、単純に使った時間の分だけ電気代がかかります。例えば、夕食の調理にIHクッキングヒーター(消費電力を3kWと仮定)を30分間使用した場合、1日当たり46.5円の電気代がかかります。1カ月だとこの30倍ですから、およそ1,395円の電気代となります。

  • 電気料金は、全国家庭電気製品公正取引協議会が定める「電力料金目安単価」の31円/kWh(税込)で算出しています。
  • 電気料金の試算金額は、参考目安です。
  • 実際に請求される電気料金には、石油や石炭などの燃料価格によって変動し加算される「燃料費調整額」と、再生可能エネルギーを用いた発電補助のための「再生可能エネルギー発電促進賦課金」が含まれます。

<出典>

  • 電力比較サイト エネチェンジ 「コーヒーメーカーの電気代って?節約法とおすすめ機種を紹介!」
    https://enechange.jp/articles/coffee-maker-cost
  • 電力比較サイト エネチェンジ 「オーブンレンジとトースター電気代がお得なのは?」
    https://enechange.jp/articles/comparison-toaster-oven-cost
  • 電力比較サイト エネチェンジ 「IHクッキングヒーターの電気代は高い?節約方法は?」
    https://enechange.jp/articles/cost-induction-heater
  • 東京電力 でんきの省エネ術 「調べてみました IHクッキングヒーター」
    http://www.tepco.co.jp/savingenergy/research/pdf/201308_r02.cooking.pdf
  • エバ-グリーン・マーケティング「コーヒーメーカーの電気代はいくら?1杯あたりの費用や節電のコツを徹底解説」
    https://www.egmkt.co.jp/column/consumer/7292/

電気代を節約するには

家電ごとの使い方を工夫しつつ、家計全体の電気代を抑えるなら、契約している電気の料金プランを見直すのも効果的です。電力自由化以降、各家庭のライフスタイルに合わせた多様な料金プランが提供されており、プラン選びだけで毎月の電気代が変わる可能性があります。

J:COM でんき」では、ライフスタイルに合わせた料金プランをご用意しています。お問い合わせは、ご加入に関するお問い合わせから、今の電気代がいくらかかっているか気になる方は料金シミュレーションをご活用ください。

まとめ

ウォーターサーバーの電気代は、製品の消費電力・使用時間・電力量料金単価の3要素で決まります。エコモードの活用や設置場所の見直し、定期的な掃除など、ちょっとした工夫で月々の電気代を抑えやすくなる家電でもあります。

ミネラルウォーター、電気ケトル、コーヒーメーカー、オーブントースター、IHクッキングヒーターなど、ほかの飲料・調理家電と比較しながら、自分の家庭の使い方に合うものを選びましょう。あわせて電気の料金プラン自体を見直すことで、家計全体の電気代節約効果を高められます。

  • 電気料金単価・各家電の消費電力・参考価格は2026年4月時点の一般的な目安です。実際の料金は契約プラン・地域・製品により異なります。
  • J:COM でんきの料金プラン・キャンペーン内容は時期により変更される場合があります。最新情報は公式サイトをご確認ください。

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