格安SIMで携帯電話代を節約できる？メリットや注意点、乗り換え手順も解説！

月額料金が安い

格安SIMの最大のメリットは、月額料金が比較的安く、月々のスマホにかかる費用を節約できる可能性があることです。例えば、J:COM MOBILEの格安SIMは下記の料金プランで利用できます。

データ容量1GBのプランであれば、980円（税込1,078円）でスマホを利用できます。格安SIMは、月々のスマホ料金を抑えたい方におすすめのサービスとなっています。

• データ盛適用で1GBがデータ増量で5GB、5GBがデータ増量で10GB、10GBがデータ増量で20GB、20GBがデータ増量で30GBとなります。適用条件はこちら
• 別途ユニバーサルサービス料、電話リレーサービス料および通話料・SMS通信料などが必要です。

データ容量のプランが豊富

格安SIMは上記のJ:COM MOBILEのプランのように、料金プランをデータ容量ごとに1GB、5GB、10GBと細かく設定しているケースが多くなっています。

「スマホはメールやウェブサイトの閲覧だけ」の方はデータ容量の少ないプラン、「映画や動画もたくさん見たい」方はデータ容量の多いプランというように、自分の利用スタイルに合わせて必要なデータ容量のプランを選べる点も格安SIMのメリットです。

インターネットで手続きが完結する

格安SIMは申し込みをインターネットで完結でき、SIMカードを郵送で受け取れるところが多い傾向にあります。わざわざ店舗を訪れなくてもご自宅で手続きが完結し、すぐにスマホが使えるという利便性があります。

通信エリアは今までとほぼ同じ

格安SIMは通信設備を借りてサービスを提供しているので、通信エリアは借りている会社と共通となります。

例えば、docomoの回線を借りている格安SIMの場合はdocomoと同じ通信エリア、auの回線を借りている格安SIMの場合はauと同じ通信エリアとなるので、大手の携帯会社と同様の通信エリアでスマホを利用可能です。

今のスマホをそのまま使える

格安SIMに乗り換える時、例えば現在ご利用中のスマホはそのままに、契約する携帯会社だけを乗り換える場合は、SIMカードの挿し替えで乗り換えが可能です。新しくスマホを購入する必要はありません。

スマホはご利用中のものをそのまま使えるため、基本的にこれまで保存していたデータは端末内に残ります。写真やアプリなどのデータ移行なしで利用できて便利です。

ただし、格安SIMに乗り換える際にスマホの機種変更をする場合には、データ移行が必要となるので注意しましょう。

キャリアメールが無い場合がある

キャリアメールとは、大手の携帯会社などで提供されるメールアドレス（「＠docomo.ne.jp」など）のことです。多くの格安SIMではキャリアメールのサービスを行っていないため、メールアドレスが必要な場合は自分で用意する必要があります。

ただし、近年ではGmailアドレス（Googleアカウント）など、無料で使えるメールアドレスが多く提供されているので、あまり不便さは感じないかもしれません。

なお、格安SIMに乗り換えると利用していたキャリアメールは使えなくなるので注意しましょう。もし継続してキャリアメールを利用したい場合は、携帯会社により、有料でメールアドレスを継続利用できるサービスもあります。

店舗窓口が少ない

格安SIMはコストダウンのため、店舗窓口が少ないところが多くなっています。基本的にオンラインでの対応となる点は覚えておきましょう。

格安SIMを利用したいけれど、スマホの利用や設定で不安がある時は、サポートの充実した格安SIMがおすすめです。

例えばJ:COM MOBILEでは、各種相談ができる「ジェイコムショップ」などの実店舗のほか、担当者が遠隔で支援する「えんかくサポート」を提供しています。

• 初期設定のみ遠隔操作でのサポートが無料。それ以外は月額550円（税込）のえんかくサポートに加入の方が対象となります。詳しくはこちら

通信速度が低下することがある

格安SIMは大手の通信設備の一部を借りてサービスを提供しているため、朝の通勤時間やお昼休み、夜間など、ネットワークが混雑する時間帯では通信速度が低下するケースがあります。

通信速度の安定性は格安SIMにより違いがあるので、事前にチェックしておくと良いでしょう。

MNPを利用すれば今までと同じ電話番号を使える

MNP（Mobile Number Portability）とは、乗り換えしても電話番号をそのまま利用できる仕組みのことです。現在ご利用中の電話番号を変更したくない場合は、乗り換えの際にMNPの手続きを行いましょう。

現在利用中のスマホの契約内容

乗り換える前には、現在利用中のスマホの契約内容の確認をおすすめします。定期契約や最低利用期間のある料金プランでは、違約金がかかる場合があるので注意が必要です。

また、ファミリー割引やセット割などを受けている場合では、格安SIMへの乗り換えで割引の条件から外れてしまうケースがあります。あわせてチェックしておきましょう。

現在利用中のスマホの残債

スマホを分割購入していてまだ支払いが残っている場合、その残債は残ります。解約する時に一括請求されるケースや継続して分割支払いするケースなどがあるため、残債が残っていないか、解約したらどうなるのか確認しておきましょう。

スマホのSIMロック解除と動作確認

乗り換えた後も今のスマホをそのまま使う場合は、スマホのSIMロックの確認が重要です。SIMロックがかかっているスマホは、利用中の携帯会社でSIMロックの解除を行う必要があります。

また、今のスマホが乗り換え先でも問題なく使えるか、動作確認を行っておきましょう。例えばJ:COM MOBILEの場合、「SIMカード 動作確認端末チェッカー」「SIMカード 動作確認端末チェッカー」に携帯会社やメーカーなどを入力することで動作確認を実施できます。

J:COM MOBILEの「SIMカード 動作確認端末チェッカー」からご確認ください。

格安SIMでの料金の支払方法

格安SIMは、支払方法がクレジットカードに限定されていることもあります。「カード払いに限定されているのか」「口座振替が可能なのか」など事前に支払方法を確認しておくと、申し込みの手続きがスムーズになります。

1.乗り換え先の格安SIMを選ぶ

まずは、料金プランや割引サービスなどをもとに、自分に合った格安SIMがないか探してみましょう。サポートの充実度や通信の安定性も選ぶ基準となります。

2.スマホのSIMロック解除と動作確認

スマホをそのまま利用する場合は、SIMロックの解除と動作確認が必要です。また、スマホを購入した携帯会社により、バンド（周波数帯）の確認が必要な場合もあります。

例えば、J:COM MOBILEへ乗り換える場合のSIMロック解除については、下記のリンク先で詳しく説明しています。

SIMロックの解除について

3.現在利用中の携帯会社でMNP予約番号を取得する

電話番号をそのまま利用する場合は、MNP予約番号の取得が必要です。MNP予約番号は現在利用中の携帯会社にて、WEBや電話などで取得できます。なお、MNP予約番号には取得日から15日間の有効期限があるので注意しましょう。

MNP予約番号の取得についてはこちらもご参照ください。

MNP予約番号取得について

4.格安SIMに申し込む

MNP予約番号を取得したら、格安SIMへ申し込みを行います。格安SIMの申し込みはWEBからが一般的です。申し込みの際は本人確認書類や支払いのためのクレジットカードなど、必要な書類もそろえておきましょう。

5.SIMカードの受け取りと挿入

手続きが完了したら、SIMカードが送付されます。受け取りの際に本人確認書類が必要な場合もあるため、申し込んだ格安SIMのガイダンスに従って対応してください。

SIMカードを受け取った後は、スマホにSIMカードを挿入します。SIMカードの挿入は、スマホの電源をオフにし、カードトレイを引き出して行います。機種によりカードトレイの位置や挿入方法には違いがあるので、機種ごとの説明書にしたがって実施しましょう。

6.MNPの転入手続き

電話番号をそのまま利用する場合は、MNPの転入手続きを行います。例えばJ:COM MOBILEなら、「マイページ」から手続きが可能です。

MNPの転入手続きを行うと、自動的に以前の携帯会社との契約は解約されます。したがって、以前の携帯会社の解約手続きは不要です。

7.APN設定をする

APN設定とは、スマホをインターネットと接続する手続きです。設定の手順は機種や携帯会社により異なるので、SIMカードに同封されている初期設定手順書や公式サイトなどを参考にAPN設定を実施しましょう。

なお、格安SIMの乗り換えとともに新しくスマホを購入した場合は、携帯会社でAPN設定は行ってくれるため、自分で設定する必要はありません。

8.乗り換え完了

設定後、問題なくスマホが使えたら乗り換えは完了です。スマホをそのまま利用する場合は、写真や動画などのデータは基本的に継続して利用できます。キャリアメールと連携しているサービスやデータなどがある場合は、メールアドレスの変更手続きを行ってください。