格安SIMのデメリット10選と対処法まとめ!
切り替えて後悔しない注意点とは
格安SIMの利用を考えているものの、「携帯料金を安くしたいけど、格安SIMを契約して本当に大丈夫?」「何かトラブルがあった時に、すぐに対応してもらえる?」といった疑問から契約するかどうか迷っている人もいるかもしれません。
実際のところ、格安SIMにはさまざまなデメリットがありますが、事前に把握して適切に対処すれば問題を解決できる場合があります。
この記事では、格安SIMのデメリット・対処法・メリットを詳しく解説します。格安SIMに関する正しい知識を身に着けるために、ぜひ最後までご覧ください。
格安SIMの10のデメリット
格安SIMの主なデメリットは、以下の10個が挙げられます。
- 時間帯によっては通信速度が遅くなる
- 大容量のデータ通信プランは限られる
- 通話料が高くなる場合がある
- 店舗が限定的で対面サポートが難しい
- ご自身で初期設定が必要なケースがある
- 希望の端末が利用可能かの確認が必要である
- 原則としてキャリアメールは利用できない
- 決済方法が限定される場合がある
- LINEのID検索ができないケースがある
- 災害用伝言板を提供していないことがある
以下で、それぞれ詳しく解説します。
①時間帯によっては通信速度が遅くなる
格安SIMの事業者が大手キャリアの回線を借りてサービスを提供しているため、大手キャリアよりも回線が混雑した際に影響を受けやすい側面があります。時間帯によっては利用が集中し混み合うことで通信速度が遅くなる場合があるでしょう。
特に、朝の通勤時間帯・昼間・夜間など、多くの人がインターネットを利用する時間帯には、通信速度が低下する傾向があります。
通信速度の遅延を回避するには、混雑する時間帯を避けて利用時間をずらしたり、Wi-Fi環境が整う場所でネットワークに接続したりする方法が有効です。
②大容量のデータ通信プランは限られる
格安SIMは、大容量のデータ通信プランが限られているため、動画視聴やスマホでのテザリングを頻繁に行う人には不向きな場合があります。テザリングとは、スマホを通してパソコンやほかの機器をインターネットに接続する機能のことです。
データ容量が不足すると、追加でデータ購入が必要になり、結果的にコストがかさむ場合もあります。そのため、格安SIMに乗り換える前に、自分の普段のデータ使用量を把握し、通信量が多い場合には大容量プランのある事業者を選ぶと良いでしょう。
また、プランを確認する際は、データ容量が不足した場合に追加でデータを購入できるかもチェックしておきましょう。
③通話料が高くなる場合がある
料金プランによっては、通話料が割高になるケースがあるのも、格安SIMのデメリットです。大手キャリアの中にはかけ放題や、数分間の通話無料など、通話料を気にせず利用できるプランを提供しているところが複数ありますが、格安SIMはそのようなプランが少ない傾向にあります。
そのため、通話を頻繁に行う人の場合には通話料金がかさんでしまうかもしれません。格安SIMを使用して通話料金を節約するには、LINE、ZOOMなどを利用した無料の音声通話やビデオ通話を活用するのがおすすめです。
また、通話定額プランがある格安SIMを選ぶのも1つの方法です。
④店舗が限定的で対面サポートが難しい
格安SIMは、大手キャリアに比べると店舗数が少ない傾向で、対面でのサポートを受けにくいのが懸念点です。なぜなら格安SIMは、低価格でサービスを提供するためにコストを削減し、電話・チャット・ウェブなどでの対応を中心としているためです。
高齢者やスマホの操作が不慣れな人にとっては、上記の点がデメリットとなる可能性があります。対面でのサポートを重視する場合は、事前に店舗数やサポート体制を確認しておきましょう。
⑤ご自身で初期設定が必要なケースがある
格安SIMに乗り換える際は、SIMカードの挿入やAPN設定など、初期設定を自分で行う必要があります。
APN(Access Point Name)設定とは、スマホをインターネットに接続するための初期設定で、正しく行われていないとインターネットに接続できません。
はじめて格安SIMを契約する方は、上記の設定を難しく感じる場合もあるでしょう。契約時にはマニュアルが渡されることが一般的ですが、初期設定に不安がある場合は、電話やチャットなどのサポートサービスの活用や、設定代行サービスを利用するのも選択肢の1つです。
なお、J:COM MOBILEでは、初期設定に関する充実したサポート※1※2を提供しています。オペレーターによる遠隔操作でのご案内や、専門スタッフによる訪問サポートなどを行っています。
- 「J:COM MOBILE Aプラン ST」を新規でお申し込みいただいた方が対象(ただしSIMカードのみ契約の場合はAPN設定/MNP切替/Wi-Fi設定のみ利用可)。
- 訪問設定については「J:COM MOBILE Aプラン ST」の新規申込と同時に端末を購入いただいた方が対象。
以下の記事では、SIMカードの入れ替え方法やその後の設定などを紹介しているので、合わせてご参考にしてください。
SIMカードの入れ替え方法は?注意点や入れ替え後にやるべきことも紹介
⑥希望の端末が利用可能かの確認が必要である
格安SIMで提供されている端末の種類は大手キャリアと比較して少ないことがあるため、自分が使いたい機種が購入できるかどうかを事前に確認することが大切です。
格安SIMで提供されている端末は、公式サイトで確認できるので、事前に使いたい端末があるかを調べておきましょう。
なお、SIMフリー端末であれば、SIMのみを格安SIMと契約することができます。格安SIMに希望機種がない場合は、SIMフリー端末を公式ストアなどから購入して利用する方法も検討しましょう。
⑦原則としてキャリアメールは利用できない
格安SIMに切り替えると、これまで利用していたキャリアメールが使えなくなるのが一般的です。
ただし、一部の大手キャリアでは、有料オプションとしてキャリアメールを引き継げるサービスを提供しています。そのため、キャリアメールを継続して使用したい場合には、オプションの利用を検討すると良いでしょう。
また、キャリアメールの代替として「Gmail」や「Outlook」などのフリーメールサービスを利用するのも一案です。フリーメールなら、携帯電話事業者を変更しても、同じメールアドレスを使い続けられる利点があります。
⑧決済方法が限定される場合がある
決済方法が限定される場合があるのも、格安SIMのデメリットの1つです。具体的には、支払い方法がクレジットカード払いのみで、口座振替に対応していないことがあります。
上記の場合、クレジットカードを準備する、あるいはクレジットカードが不要な格安SIMを選ぶなどが有効な対策です。
⑨LINEのID検索ができないケースがある
格安SIMによっては、LINEのID検索ができない場合があります。LINEのID検索には年齢認証が必要であり、格安SIMはそもそも年齢認証が行えるところが少ない傾向にあるためです。
しかし、ID検索ができない場合でもQRコードスキャン機能を使えば友達を追加できます。また、一部の格安SIMはID検索に対応しているところもあるので、事前に確認すると良いでしょう。
⑩災害用伝言板を提供していないことがある
格安SIMを利用する際の注意点の1つが、災害用伝言板についてです。災害用伝言板とは、災害時の安否確認に利用できる伝言板のことであり、本サービスは大手キャリアが提供しています。
格安SIMを使用している場合は、災害時に利用できる専用アプリのインストールやSNSのアカウント登録などを行い、事前に備えておくことが大切です。
なお、NTTが提供する「web171」は格安SIMでも利用できます。web171は、電話番号をキーとしてテキストメッセージを登録できる災害用の伝言板です。
格安SIMに切り替える3つのメリット
格安SIMには、通信速度が遅くなる可能性がある点や対面でのサポートが難しい点などのデメリットがある一方で、いくつかのメリットもあります。
格安SIMの主なメリットは、以下の3つが挙げられます。
- 月額料金を節約できる可能性がある
- データ容量を繰り越しできるプランがある
- 今利用中の端末がそのまま使える
以下で詳しく解説していきます。
以下の記事では、格安SIMのメリット・デメリットをはじめ、契約前の注意点や手順などを紹介しているので、合わせてご覧ください。
格安SIMとは?メリットや注意点をわかりやすく解説!
①月額料金を節約できる可能性がある
格安SIMに切り替えると、月々の通信費を節約できる可能性があります。
格安SIMは大手キャリアの通信回線を借りて運営しており自社で新たに回線を開通する必要がない点、人件費や店舗の維持費が削減されている点などから、月額料金が抑えられています。
特に、データ通信量が少ないユーザーにとっては、格安SIMはコストパフォーマンスの優れた選択肢と言えます。
また、格安SIMは料金プランがシンプルでわかりやすい傾向にあるのも特徴です。複雑な割引条件やオプションが少なめで、自分に合ったプランを選択しやすいでしょう。
例えば、J:COM MOBILEには1 ギガ・5ギガ・10ギガ・20ギガの4つのプランがあり、自分の利用状況に応じたプランが選択できます。
②データ容量を繰り越しできるプランがある
格安SIMの多くは、未使用のデータ容量を翌月に繰り越せるプランを提供しています。繰り越しができれば、使いきれなかった月のデータを無駄にせず、翌月に活用可能です。
J:COM MOBILEでは、余ったデータが翌月に自動的に繰り越し※されます。翌月のデータ量に余裕ができるため、月によってデータ使用量が変動する人でも安心です。
- 保有できるデータ量には上限があります。残容量が100GBに達した場合は、データ盛が適用されていても、追加データの付与は行われません。詳しくはこちら
③今利用中の端末がそのまま使える
格安SIMに乗り換えても、今使用している端末がそのまま使い続けられるのもメリットの1つです。
新しく端末を購入する必要がなく、初期費用が抑えられる可能性があります。また設定の手間が省けるため、格安SIMがすぐに利用開始できるのも利点です。
さらに、眠っている端末を再活用すると、資源の有効利用にもつながります。
格安SIMを契約するなら
「J:COM MOBILE」がおすすめ
格安SIMを契約するならJ:COM MOBILEがおすすめです。J:COM MOBILEにはデータ容量が異なる4種類のプランを用意しており、月々のデータ量に合わせたプランが選択できます。
さらに、J:COM MOBILEとテレビ・ネット・固定電話・電気のうちいずれか1つとセットで契約すると、「データ盛※」が適用されます。
- データ盛適用で1GBがデータ増量で5GB、5GBがデータ増量で10GB、10GBがデータ増量で20GB、20GBがデータ増量で30GBとなります。適用条件はこちら
データ容量 | 1GB | 5GB | 10GB | 20GB |
---|---|---|---|---|
データ盛 適用時 |
5GB | 10GB | 20GB | 30GB |
月額料金※1 | 980円 (税込1,078円) |
1,480円 (税込1,628円) |
1,980円 (税込2,178円) |
2,480円 (税込2,728円) |
データ盛とは、スマホとほかのサービスのセット契約で、最大5回線までデータ容量が増量されるサービスです。例えば、契約プランが1GBの場合には5GBへ、20GBの場合は30GBへ増量されます。
データ盛の使えなかったデータも翌月に繰り越しが可能なため、月々の使用量が変動する場合でも安心です。
J:COM MOBILEの充実したサポートも魅力の1つで、困った時には365日いつでもサポートが受けられます。例えば、初期設定※2※3が上手くいかない場合には、遠隔設定や訪問でのご案内が可能です。
- 別途ユニバーサルサービス料、電話リレーサービス料および通話料・SMS通信料などが必要です。
- 「J:COM MOBILE Aプラン ST」を新規でお申し込みいただいた方が対象(ただしSIMカードのみ契約の場合はAPN設定/MNP切替/Wi-Fi設定のみ利用可)。
- 訪問設定については「J:COM MOBILE Aプラン ST」の新規申込と同時に端末を購入いただいた方が対象。
はじめて格安SIMを利用する場合でも安心できるJ:COM MOBILEの利用を、ぜひ検討してみてください。
まとめ
格安SIMには月額料金が抑えられるメリットがある一方で、通信速度やサポート面などのデメリットが存在します。
しかし、事前に注意点を把握し、適切な対策を講じればデメリットを回避できる可能性があります。
この記事で紹介した格安SIMのメリット・対処法・デメリットをふまえて、自分に最適な事業者を選択していきましょう。
格安SIMに乗り換えを検討しているなら、遠隔サポートや訪問サポートを実施しているJ:COM MOBILEがおすすめです。格安SIMのご契約がはじめての方も安心してご利用いただけるので、ぜひご検討ください。
- 「Wi-Fi」は、Wi-Fi Allianceの登録商標です。
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